カナダ現代奴隷法(S-211)
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カナダ、北米 | 発効日:2024年1月
カナダ現代奴隷法(S-211)
2024年1月に施行される「サプライチェーンにおける強制労働・児童労働の防止等に関する法律」(別名「S-211法案」)により、一部の事業体には、強制労働や児童労働を防止し、その関与のリスクを軽減するために自社またはそのサプライヤーが実施した措置について報告義務が課せられます。初回の報告書提出期限は、2024年5月末日です。
本法の対象
本法は、現代奴隷法による報告義務の対象を新たに数多くの企業に広げるものです。具体的には、以下に当てはまる企業が対象となります。
- カナダ国内で物品の製造、販売、流通のいずれかを行っている
- カナダ国外で製造された物品をカナダ国内に輸入している、または
- 上記のいずれかを行っている事業体を直接または間接的に管理している
本法で報告が求められる内容
- 強制労働および児童労働に関連した企業方針とデューデリジェンスに関する情報
- 社内およびサプライチェーンにおけるリスク評価と、違反を正すための措置に関する情報
- 企業による強制労働および児童労働撲滅の取り組みによって、最も弱い立場にある人々が失う可能性のある収入を補填するための対策に関する詳細
- 奴隷防止に関する企業方針の効果性の概略
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