ファイナンス

サプライチェーンはなぜ持続可能であるべきか
不測の事態に備える──。この言葉を聞いて、多くの人は矛盾していると感じるかもしれません。ところが銀行、保険会社、その他金融機関で働く資材調達部門のリーダーにとって、予測不可能なことを軽減するのは重要な業務の一部です。過去5年間で規制が大幅に強化されたため、金融のエコシステム全体にわたり、企業は自らの行動だけでなく、ベンダーのパフォーマンスに対しても責任を負うことになりました。一般にグローバルな銀行が3万から5万社のサプライヤーと難なく取引していることを考えると、その複雑な構造(とそれに伴うリスク)は看過できません。金融機関は長年にわたり、財務の実行可能性や情報セキュリティなど、主要なサードパーティのリスクを優先してきました。 では、ベンダーがどのようにビジネスを運営しているのか、また貴社の代理としてベンダーが他社と築く関係についてはどう捉えるべきでしょうか?
パフォーマンスの向上と
コストの削減
革新と
成長の促進
リスクの管理と
ブランドの保全
この業界のクライアント
Axa、ING Bank、SEB, Société Générale、Worldpay、HSBC France、Lloyds Banking Group Plcなど、十数社もの銀行や金融業界の最大手がEcoVadisレーティングを利用しています。
アクサは、パリ8区に本社を置くフランスの多国籍保険会社。グローバルな保険、投資管理、その他の金融サービスを提供しています。

EcoVadisと協力するメリットは、その専門知識とサポートにあります。当社の調達担当者へトレーニングを施し、さらにリスクを理解して積極的に対処するため、プロセスの再定義を促してくれるのです。
INGグループは、オランダのアムステルダムに本社を置く多国籍の金融機関です。リテール・バンキング、ダイレクト・バンキング、商業銀行や投資銀行、ホールセール・バンキング、プライベート・バンキング、資産運用、保険サービスなどを扱っています。

サステナビリティの向上を称え、支援する──。それこそが私たちの目的であり、当社で行っている新しいサステナビリティキャンペーンの重要なメッセージです。あらゆる部門のクライアントにサステナビリティのパフォーマンスを改善するよう奨励しており、実際にインセンティブも提供しています。サステナビリティの評価は企業に利するところがあり、その向上は資金調達コストの削減にもつながるのです。
プラットフォームの概要
スコアカード
EcoVadisのスコアカードは200以上の業種に対応し、175ヵ国以上でサプライヤーのCSR実践のモニタリングに活用されています。評価のフレームワークは、各企業の活動、規模、および事業を展開する地理的な条件に応じてカスタマイズされます。
監視
ダッシュボードでは、担当者やカテゴリー別に、または任意のフィルターにかけてビジネスパートナーのパフォーマンスをモニタリングできます。評価依頼、レポート作成、データのエクスポートを行い、リスクとパフォーマンスに関する目標やイニシアチブにチームを参加させることができます。
ベンチマーク
サプライヤーのパフォーマンスをそれぞれのテーマに沿って、業種または国別に測定します。
実行計画
実行計画にアクセスし、CSRパフォーマンスを向上させるためにサプライヤーがとる行動について、バイヤーとサプライヤーの間で対話ができる。