評価対象企業一般取引条件 | EcoVadis Skip to content

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1.定義

「管理者」とは、ソリューションで作成された評価対象企業のアカウントを管理するよう当該企業から指名された個人を意味します。

「関連会社」とは、ある当事者を支配する、ある当事者に支配される、もしくはある当事者と共通支配下にある、企業またはその他の法人のことを意味します。疑義を回避するため、ポートフォリオ企業(プライベート・エクイティ企業が持分を保有する企業)は、この定義から明示的に除外されます。

「評価トークン」とは、基本利用登録の一部を構成する評価クレジットを意味します。

「事業パートナー」とは、EcoVadisと共通のクライアントに対してITソリューションまたはオンラインサービスを提供する企業を意味します。事業パートナーのソリューションは、EcoVadisソリューションおよびEcoVadis認定トレーニングパートナーに統合されています。EcoVadisと事業パートナーの共通クライアントには、パートナー組織のプラットフォームを通じて、ビジネスパートナーまたは自社系列会社のサステナビリティパフォーマンスに関する情報にアクセスできる機会が提供されます。

「カーボンレーティング登録プラン」とは、カーボンスコアカードの提供、EcoVadisアカデミーへのアクセス、カーボンカリキュレーター、カーボン是正措置計画、メトリクス、製品データエクスチェンジを含むEcoVadisカーボンレーティングを意味します。

「カーボンスコアカード」とは、評価対象企業のカーボン成熟度評価結果の要約を意味し、(i)不十分からリーダーまでの5段階評価による成熟度結果、および(ii)評価対象企業の取り組みに関する定性的な情報が含まれます。

「管理」とは、「系列会社」の定義において以下を意味します。

(a) 企業については、企業の株式または証券の50%以上を管理または(直接的または間接的に)所有しているため、取締役選挙の投票権を有すること、

(b) その他の法人については、法人の50%以上の持分権があるか、法人の50%以上を管理しているため、意思決定権を有すること。

「系列会社」の呼称は、このような管理に基づく関係が存在する場合にのみ使用されるものとします。疑義を回避するため、プライベート・エクイティ企業がポートフォリオ企業に対して有する管理権限は除外されます。

「ディレクトリ」とは、すべての評価対象企業の一般的なスコアカード属性を含むデータベースを編集したものを意味し、各法人の名称、所在地、業種、ウェブサイト、ステータス(評価済み/未評価)、スコアカードの発行日および有効期限、評価の結果として獲得したパフォーマンスメダルが含まれます。

「EcoVadis」とは、パリ商業法人登録番号497 842 914で登録された、EcoVadis単純型株式会社を意味します。

「輸出規制」とは、商品、技術、およびサービスの輸入、輸出および再輸出に関連して、以下が随時運用、規定、施行する、あらゆる法律、規制、制約的措置(法的拘束力がある場合)を意味します。

(i)米国(商務省産業安全保障局並びに国務省国防貿易管理課を含むが、これに限られない)、

(ii)欧州連合およびその加盟国、

(iii)英国、

(iv)EcoVadis、評価対象企業、各系列会社に対して規制を行う権限を有する当局のその他管轄区域。

「金融機関」とは、銀行、ファンド、金融業者、融資業者、またはその他の金融機関を意味します。

「当事者」とは、EcoVadisまたは評価対象企業を意味します。

「評価対象企業」とは、評価依頼企業からの要請により、または自発的に、本「一般取引条件」を承認しサステナビリティ関連の取り組みに関する情報を提供するソリューションに登録することによって、EcoVadisとの契約を締結した専門事業法人を意味します。疑義を回避するため、

(i)「評価対象企業」には、Corporateプランに登録済の系列会社を含むものとします。また、

(ii)専門的な目的のために活動していない個人および/または消費者は評価対象企業になれないことが定められています。

「取引先を評価する」とは、物品/サービスを提供する会社(ビジネスパートナー)のサステナビリティパフォーマンスのモニタリングを行う機能を意味します。「取引先を評価する」機能の有効化後、ソリューションの使用には、本「一般取引条件」別紙1にある条件が適用されます。

「評価依頼企業」とは、ソリューションに登録しており、評価対象企業のサステナビリティパフォーマンスに関する情報にアクセスできる会社を意味します。 

「制裁対象者」とは、

(i)制裁の対象となっている法人または自然人、

(ii)現在または過去5年以内に国または地域全体が制裁の対象となっている国または地域(キューバ、イラン、北朝鮮、シリア、クリミア地域またはいわゆるドネツク人民共和国(DNR)/ルガンスク人民共和国(LNR)など)に居住しているか、その国または地域の法律に基づいて組織されている法人または自然人(しかしここに挙げた国や地域は法律の変更によって随時変わることがある)、または

(iii)上記のいずれかに所有されている、またはその他の方法で管理されている法人または自然人を意味します。

「制裁」とは、以下が随時運用、規定、施行する、あらゆる貿易、経済、財政的な制裁および禁輸に関する法、規制、制約的措置(法的拘束力がある場合)を意味します。

(i)米国(財務省外国資産管理局並びに国務省を含むが、これに限られない)、

(ii)欧州連合およびその加盟国、

(iii)国連、

(iv)英国、

(v)EcoVadis、評価対象企業、各系列会社に対して規制を行う権限を有する当局のその他管轄区域。

「スコアカード」とは、評価対象企業のサステナビリティ評価結果の要約を意味します。スコアカードには以下が含まれます。

(i)定量的な評価、

(ii)評価対象企業の取り組みに関する定性的情報、

(iii)すべての評価対象企業のパフォーマンス測定、

(iv)ステークホルダーの情報に関する360°ウォッチ、および

(v)カーボンスコアカード。

「サービス」とは、評価対象企業のサステナビリティパフォーマンス評価、モニタリングサービス、およびそれに関連するサポート、ならびにEcoVadisによってクライアントに提示されるその他のサービスを意味します。

「SF評価対象企業」または「サステナブル・ファイナンス評価対象企業」とは、何らかの点でEcoVadisのサービスまたはスコアカードに紐づけられた、またはそれに基づいた金融商品を組成するために、自社のスコアカードをソリューション外の金融機関と共有するよう求められた評価対象企業を意味します。これには金融機関が行う信用リスク評価またはデューディリジェンスを含みますが、これらに限定されません。

「ソリューション」とは、サステナビリティに関係する情報と文書の管理を行うEcoVadisオンラインプラットフォームを意味します。プラットフォームはwww.ecovadis.comからアクセスできます。

2.目的

2.1.EcoVadisは、評価対象企業に対してサステナビリティパフォーマンスのモニタリングを実施することを目的とするサービスを提供し、これらには「サービス」と「ソリューション」が含まれます。評価対象企業によるサービスへのアクセスおよびソリューションの使用は、本「一般取引条件」(以下集合的に「契約」)に厳格に従うものとします。

2.2.EcoVadisのサービスは、専門的な用途および専門家であるユーザーのみを対象としています。専門的な目的のために活動していない個人または消費者は、サービスから明示的に除外されます。

3.機密性

3.1.相手方によって明示的に認められた場合を除き、EcoVadisと評価対象企業がソリューションの使用中に、またはその使用に関連して入手し得た、相手方に関するいかなる性質の情報および文書も、サービス提供の目的でのみ使用が認められるものとします。質問票の内容とEcoVadis評価手法に関係する情報は、EcoVadisの機密情報とみなされます。質問票への回答は、評価対象企業の機密情報とみなされます。

3.2.サービスの目的において、評価対象企業はEcoVadisに対し、ソリューションの使用中に、またはその使用に関連して(評価目的の場合も含む)評価対象企業から提供された情報および文書(以下「データ」)をホスト、キャッシュモードで保存、処理、使用、複製、表示し、かつこのデータをEcoVadisによるサービスを提供する目的およびEcoVadisデータベースを開発する目的で使用する、非独占的でロイヤリティフリーの権利を世界的な規模で付与するものとします。評価対象企業は、これらのデータをサービスの目的で使用するために必要となる権利および認可をすべて保有しており、かつ上記のライセンス権を自由に付与できることを保証し表明します。

3.3.第3.1項の規定は、公有情報、あるいはサービスの提供に先立ち、相手方にすでに知られている情報には適用されないものとします。各当事者は法律により開示が要求されるあらゆる機密情報について、相手方への事前の通知、相手方による承認または同意なく、税務当局、地方行政機関あるいは政府機関、裁判所ならびに当事者の企業の代表者、外部顧問、アドバイザーに開示できるものとします。

3.4 上記の第3.1項の規定にかかわらず、評価対象企業のスコアカードは、スコアカードの共有依頼日から7暦日後に、ソリューションを通して評価依頼企業(セクターイニシアチブの場合は評価依頼企業グループ、または評価依頼企業グループ内の個別の会社)と自動的に共有されます。ただし、評価対象企業がソリューション上で依頼を拒否するオプションを選択することにより、上記7暦日の提出期限内に共有に対して異議を申し立てた場合を除きます。上記のルールは、有効なスコアカードにのみ適用されます。  

共有依頼は、指定された評価管理者宛に電子メールで送信されます。評価対象企業は、常に正確かつ最新の電子メールアドレスを提示する責任を負います。

上記のルールは、有効なスコアカードを複数回共有する場合にのみ適用されます。最初のスコアカードは、評価対象企業および当初の評価依頼企業(セクターイニシアチブの場合は評価依頼企業グループ、または評価依頼企業グループ内の個別の会社)に同時に公開されます。

なお、評価対象企業は、ソリューションを通じて、またはソリューションと統合もしくは接続された第三者ソフトウェアを使用した当該評価依頼企業の社内ITシステムを通じて、サービスに登録した特定の評価依頼企業(セクターイニシアチブの場合は評価依頼企業グループ、または評価依頼企業グループ内の個別の会社)が当該評価対象企業のスコアカードおよびその他のデータ/文書を使用できるよう、当該スコアカードおよびその他のデータ/文書の共有オプションを、ソリューションを通じて管理する場合があります。 

3.5.既存および新規の事業パートナーの特定と連携を円滑化するため、評価対象企業はEcoVadisとその系列会社に対して、ソリューションにディレクトリ情報を表示する権利、およびビジネスパートナーとこの情報を共有し、ビジネスパートナーが自社のプラットフォームでそのような情報を表示する権利を付与します。さらに、クライアントは、事業パートナーおよび自社系列会社またはそのいずれかのサステナビリティパフォーマンスに関する集計結果を分析、作成するための契約を事業パートナーと締結できます。

3.6.評価対象企業のディレクトリ情報に関して、評価対象企業はEcoVadisとその関連企業に対して、この情報を第三者に共有・伝達する権利、ならびにデジタルメディアやデジタルチャネルを含むあらゆるサポートチャネルおよびメディアを通じてこの情報を宣伝する権利を付与します。

4.EcoVadisの責任

4.1.評価対象企業は、メンテナンス期間を除いて週7日24時間いつでもサービスにアクセス可能です。EcoVadisは、ソリューションまたはサービスに影響するネットワーク関連の故障、中断、停電、遅延、システム利用不可状況およびその他接続関連の問題については、責任を負わないものとします。EcoVadisが、ソリューション、サービスまたは評価対象企業のデータのセキュリティを深刻な危険にさらすおそれのあるデータ漏洩事象を認識した場合、機密漏洩を適時に改善するため、EcoVadisはソリューションおよびサービスへのアクセスを予告なく一時的に停止する場合があります。この場合、EcoVadisは評価対象企業に対していかなる責任も負わないものとし、評価対象企業はEcoVadisに一切補償を求めないものとします。

4.2.EcoVadisは、サービスの使用に起因する結果について一切の保証を行わず、その義務は最善の努力を行う義務(「obligation de moyens」)のみに制限されるものとします。EcoVadisは、ソリューションまたはサービスの機能が評価対象企業の必要条件を満たすことを保証しません。ソリューションおよびサービスは、あくまで意思決定のツールとみなされるものとします。EcoVadisは、評価対象企業がこれらに基づいて下したいかなる決定についても責任を負うことができず、また責任を負わないものとします。

各当事者は、一般にソフトウェア内にエラーが一切ないことの保証を行うことはできず、またすべてのソフトウェアエラーを、コスト効率に優れた方法で修正できるとは限らない、また必ずしもエラーを修正する必要があるとは限らないことを認めます。

4.3.評価対象企業は、評価時にEcoVadisが入手できる開示情報およびニュースリソースに基づいて、スコア/メダルを受け取るものとします。スコアカード/メダルの有効期間内に情報あるいは状況に重大な変化があった場合、EcoVadisは発行済みスコアカード/メダルを一旦保留し、必要な場合は再評価を実施し、また結果によりスコアカード/メダルを改訂し発行する権利を保持します。EcoVadisメダル使用方針は、次のリンクから入手できます

4.4.EcoVadisは、スコアカードが有効性を喪失し評価対象企業が未使用の評価トークンを保有している場合、評価を開始する権利を保持します。未使用の評価トークンは、契約期間終了時に無効となり、評価対象企業は未使用の評価トークンに対して補償や払い戻しを受ける権利はありません。

5.評価対象企業の責任

5.1.評価対象企業は以下に同意するものとします。

(i)ソリューションの適切な運用を妨げない、または妨げようと試みないこと、

(ii)ソリューションにウイルスや有害なファイルを含むものを一切投稿・送信しないこと、または

(iii)ソリューションの適切な運用を害するまたは損なう可能性のあるテストを一切行わないこと。

5.2.評価対象企業は、ソリューションへのアクセスの安全を確保し、不正なアクセス、使用または複製からソリューションを保護するために適切なセキュリティ対策を講じるものとします。評価対象企業は、その従業員のユーザー名およびパスワードの機密保護に、単独かつ全面的に責任を負うものとします。個人ログイン情報の何らかの不正使用が発覚した場合、ユーザーは、直ちにEcoVadisに通知するものとします。このような通知がない場合、評価対象企業のログイン情報およびパスワードが使用された状態でEcoVadisが受け取った情報は、すべて当該評価対象企業によって送信されたものとみなされます。ソリューションへの不正アクセスが発覚した場合、評価対象企業は直ちにEcoVadisに通知するものとします。

5.3.EcoVadisが事前に書面による同意を表明していない場合、評価対象企業は以下の行為を行わないものとします。

(i)目的にかかわらず、ソリューションを翻訳または翻案したり、ソリューションにアレンジを加えたり、ソリューションを基にした派生著作物を創作したりすること。

(ii)目的にかかわらず、ソリューションの改変、修正、追加、拡張を行うこと。

(iii)ソリューションまたはその一部を逆コンパイル、リバースエンジニアリング、または解体すること。

5.4.評価対象企業はEcoVadisと協力し、サービス運用に適切な、または運用に関連するデータ、情報および文書を適時にEcoVadisに提供するものとします。

5.5.評価対象企業は、通信されるすべてのデータが正確で実情に即し、完全であることを保証するものとし、ソリューションに不法、詐欺的、誹謗中傷、名誉毀損、猥褻となるデータを投稿・送信しないことに同意します。

5.6.評価対象企業は、ソリューションで作成したアカウントの管理者を指名するものとします。この管理者の連絡先情報は、評価対象企業のEcoVadisネットワークに公開されるものとします。

6.スコアカードの使用

6.1. 評価対象企業は、本契約の規定に従う場合に限りスコアカードを使用できます。

6.2. 評価対象企業が以下に修正を加えることは認められません。

(i)スコアカード、

(ii)EcoVadisから受け取った評価、または

(iii)EcoVadisから受け取ったその他の評価結果(以下を含むがこれらに限定されるものではありません)。

  • スコアカードの発行日。
  • スコアのカテゴリまたは構成。
  • 受けた評価の数値表示またはグラフ表示。
  • メダル獲得の成否。 または、
  • 企業名または企業概要の説明。

6.3.EcoVadisと評価対象企業が別途書面で同意していない限り、評価対象企業は、当該データが第四の当事者と共有される、または営利・商業目的で使用される可能性のある第三者プラットフォームに、以下をアップロードすることはできません。

(i)自社のスコアカードまたはその一部(スコアの値を含むがこれらに限定されるものではない)、

(ii)EcoVadisから受け取った評価、または

(iii)EcoVadisから受け取ったその他の評価結果。

ただし、Basicプランの評価対象企業は例外とし、RFX勧誘またはクライアントからの個別の問い合わせに対応するために、プランのレベルに従ってEcoVadisネットワーク外にスコアカードをエクスポートして共有することが認められます。

6.4.Basicプランに登録している場合、評価対象企業は

(i)ソリューション内のスコアカードやメダルを評価依頼企業のみと共有できるものとします。また、

(ii)その他の評価結果をソリューション外に共有したり公開したりすることはできません。

6.5.スコアカードの提供先として認められた第三者によるスコアカードまたはその一部(スコア値情報を含むがこれに限定されない)の使用に関する制限の一覧は、各スコアカードに記載されています。

7.法令遵守

本契約の履行に関して、当事者はすべての適用法令に従うものとします。

8.貿易規制

8.1.評価対象企業は、以下を表明し保証するものとします。

(i)評価対象企業およびその役員や取締役が制裁対象者ではないこと。

(ii)キューバ、イラン、北朝鮮、シリア、クリミア地域またはいわゆるドネツク人民共和国(DNR)/ルガンスク人民共和国(LNR)(ただし、ここに挙げた国や地域は法律の変更に応じて随時変更される場合がある)に関する取引において、EcoVadisまたはその系列会社によって提供されるサービス(サービスとソリューションを含むがこれらに限定されない)を利用、輸出、再輸出または移転しないこと、またいかなる当事者にも利用、輸出、再輸出または移転させないこと。

8.2.評価対象企業は、任意の制裁対象者との取引に関連して、または制裁もしくは輸出管理規制に違反する何らかの目的、またはEcoVadisもしくはその系列会社をこれらに違反させる目的で、EcoVadisまたはその系列会社によって提供されるサービス(サービスとソリューションを含むがこれらに限定されない)を利用しないこと、また他の当事者に利用させないことを表明し保証します。

8.3.評価対象企業は、EcoVadisとその系列会社が制裁および輸出管理の対象であり、適用される制裁および輸出管理を確実に遵守するための措置を講じる必要があることを認め、それに同意するものとします。したがって、評価対象企業はEcoVadisまたはその系列会社によって提供されるサービス(サービスとソリューションを含むがこれらに限定されない)へのアクセスおよびその利用について以下を認め、それに同意するものとします。

(i)本第8項で規定されている内容や保証の対象であること、

(ii)制裁対象者に当たる可能性がある場合に、アクセスや利用をブロックまたは一時停止される場合があること、並びに

(iii)制裁対象者に当たる可能性がある場合に、評価対象企業に対し、身元確認に必要な情報や文書の提出を求めることができること。

8.4.この第8項に提供される表現、保証、契約条項あるいは義務は、欧州理事会規則(EC)2271/96番とその修正条項、欧州連合の任意の加盟国内において理事会規則(EC)2271/96番を実施する法律または規則、ドイツ連邦外国貿易法、あるいは任意の適用される同等の法律あるいは規則を妨害せず、これらとの矛盾に帰着しない範囲でのみ定められるものとします。

9.補償

9.1.評価対象企業の補償。評価対象企業は、以下に起因または関連するEcoVadisに対する申し立てに関連してEcoVadisが被るあらゆる種類の損失、損害賠償金、債務、苦情、費用を補償し、EcoVadisを弁護し、免責するものとします。

(i)評価対象企業が表明および保証した内容、契約、義務に違反した場合。

(ii)不法、不正、卑猥な内容、嫌がらせ目的、誹謗中傷に当たる内容のデータ、情報または文書をEcoVadisに提供した結果によるものである場合。

9.2.EcoVadisの補償。第13項に従い、このソリューションが、評価対象企業と関係を持たない第三者の何らかの知的所有権を侵害した場合、EcoVadisは、こうした侵害に関する評価対象企業へのあらゆる申し立てを補償し、当該の申し立てに関連して最終的に当該第三者に支払われる賠償金、関連する合理的な弁護士費用、および経費、またはEcoVadisが同意した任意の和解金を支払うものとします。前述の義務は以下に起因または関連する申し立てには適用されません。

(a)EcoVadisによって提供されたものではない、または書面で認可されていない、あらゆるハードウェア、システム、ソフトウェア、ネットワーク、もしくはその他のマテリアルまたはサービスと組み合わせたソリューションへのアクセスまたは使用。

(b)以下を除くソリューションの変更。

(i)EcoVadis自身またはEcoVadisを代理して行われた変更、 または

(ii)EcoVadisが書面で同意した変更、 (c)上記の第9.1項の下で生じる評価対象企業の補償。

9.3.補償プロセス前述の補償義務は、被補償当事者が以下を行った場合に発生します。

(a)損害を書面で補償当事者に速やかに通知する場合、

(b)当該弁護に適切に協力して、弁護をサポートする場合、

(c)補償当事者が同意なしに責任を認める、または被補償当事者が損害を被る手段によって申し立てを解決することがないと理解した上で、補償当事者に弁護および関連する和解交渉の単独の管理権を与える場合。

9.4.損害の軽減。サービスについて何らかの侵害に関連した申立てが行われた場合、またはそのような申立てが行われる可能性があるとEcoVadisが判断する場合、EcoVadisは独自の裁量と費用負担において、以下を行います。

(a)評価対象企業がサービスの利用を継続する権利を取得する、

(b)サービスが当該の侵害を行うことなく、重要な機能部分を同等に維持できるよう、当該の侵害に至った技術または資料を置換または修正する、 または

(c)本契約を解除し、支払い済みかつ未使用分の料金を評価対象企業に(按分して)返金する。

10.利用登録と料金

10.1.評価対象企業がソリューションを利用する場合は、評価対象企業が選択した支払いプランに応じて、fees.ecovadis.comで詳述されるとおり、返金不可の年間利用登録料金または複数年にわたる利用登録料金の全額を支払うことが条件となります。EcoVadisと評価依頼企業の間での契約に基づく支払い義務が発生する場合のみ、当初の12か月間、評価対象企業に代わって評価依頼企業が利用登録料金を負担することが認められます。支払いは、すべて請求が行われた時点で支払われるものとします。源泉課税を含む租税公課は、評価対象企業が負担するか、それぞれ評価対象企業に課されるものとします。なお、日本の消費税のリバースチャージ方式の対象取引となります。

10.2.評価対象企業が第14.3項に準じて本契約を解除する権利を有することを条件とし、EcoVadisは評価対象企業に対していかなる責任も負うことなく、任意の時点で年間の利用登録料金を改定する権利、および/または異なる価格モデルもしくは加算料金を導入する権利を留保します。疑義を回避するため、新しい料金設定は次回の登録期間から適用されます。

10.3.クレジットカード以外の任意の支払方法には、別途決済処理手数料が加算されます。手数料の詳細はsupport.ecovadis.comに掲載されるものとします。評価対象企業の請求先が欧州連合域内(イギリスを含む)である場合、請求通貨はユーロのみとなります。 その他すべての企業はユーロまたは米ドルから、請求通貨を選択できます。銀行関連の手数料(適用がある場合は電信送金と為替手数料)およびサービスに関連する任意の債権回収手数料は、評価対象企業が負担するものとします。評価対象企業が期日までに請求金額の支払いを行わなかった場合、遅延分の正当な請求金額に加えて、フランス準拠法の下で認められる利率の3倍に相当する延滞料が加算される場合があります。

11.知的所有権およびデータ共有

11.1.ソリューションのコンテンツはすべてEcoVadisの排他的な所有権の対象とします。当該コンテンツには、すべての手法、手順、管理手段、ワークショップ、マニュアル、パッケージソフト、データベース、ガイドライン(「ハウツーガイド」など)、質問票、設計、商標、アイデア、発明、専門知識、ノウハウ、売買方法、分析手法、評価手法、評価結果、スコアカードの表示と設定、およびサービス提供に先立って、またはソリューションの運用中もしくはサービスの実施中にEcoVadisが何らかの手段により開発、作成または獲得した知的所有権の対象となるその他のあらゆる権利が含まれますが、これらに限定されません。各評価対象企業がソリューション上で作成したデータおよび個別の登録情報はすべて、当該の評価対象企業が引き続き所有権を有するものとします。

11.2.第11.4項に従うことを条件として、Premiumプラン、CorporateプランまたはSelectプランに登録している評価対象企業に対しては、当該の利用登録が有効である限り、これらのプランの評価結果がソリューション内で公表された日付から12か月間、自社のスコアカードまたは関連するコミュニケーションツールを使用するライセンスが認められます。

11.3.SF評価対象企業は、自社のスコアカードを金融機関と共有する時点でSelectプランに登録している場合のみ、ソリューション外の金融機関とスコアカードを共有することができます。

11.4.評価対象企業は、自社について以下の事項を評価依頼企業と共有することに同意し、これを認めるものとします。

(a)登録の種類およびステータス。 +

(b)EcoVadisアカデミー(後掲の別紙2に定義)におけるEラーニングの進捗状況。

11.5.Selectプランを利用する評価対象企業は、必要な場合、Selectプランで編成された会合において提供されるすべてのコンテンツおよび情報、ならびにこのような会合後の結果の要約が、評価を依頼した評価依頼企業と共有されることに同意し、これを認めるものとします。

12.個人情報

12.1 ソリューションを運用し、サービスを提供する間、EcoVadisはデータ管理者としてEU一般データ保護規則2016/679(以下「GDPR」)に従い、個人情報の処理を行います。この処理に関して、EcoVadisはデータプライバシーに関する声明に従い、当該データの不慮のまたは不正な破壊、偶発的な喪失、改ざん、開示、特にインターネットを通じたあらゆる不正アクセス、あらゆる形式の不正な処理から当該データを保護するために、十分な物理的、管理的および技術的措置を講じるものとします。データプライバシーに関する声明は、次のリンクから確認できます(https://ecovadis.com/trust-center/data-privacy/)。

12.2 EcoVadisのデータプライバシーに関する声明は、適用法規に準拠するために、とりわけ定期的に更新されます。データプライバシーに関する声明の新版へのリンクは、更新の都度、EcoVadisのウェブサイトに掲載されます。また、評価対象企業は定期的に(少なくとも月に1度)当該内容を確認することが推奨されます。評価対象企業は、EcoVadisのトラストセンター(https://ecovadis.com/trust-center/data-privacy/)に登録していることを条件として、変更について通知されます。 

12.3 データプライバシーに関する声明の改正によって評価対象企業の義務が大幅に増加した場合、当該評価対象企業には、EcoVadisのウェブサイトでデータプライバシーに関する声明の新版が掲載されてから3か月間、上記事由によりソリューションへの登録を解除する機会が与えられるものとします。

13.責任の制限

13.1.本契約のいかなる規定にかかわらず、以下の状況を含む、本契約に起因または関連して生じる、すべての間接的な損失あるいは損害(補償費用、利益・収益・事業の損失、データの消失や損壊が含まれますが、これに限られません)に関して、いかなる場合もEcoVadisは責任を負わないものとします

(i)ソリューションまたはサービスを使用した、または使用できなかった場合、

(ii)評価依頼企業が評価対象企業のデータ、評価結果、スコアカードを使用した場合、

(iii)評価対象企業のデータ、評価結果、スコアカードの使用に直接的または間接的に起因して、評価依頼企業が何らかの決定を下した場合、 または

(iv)評価対象企業が何らかの形で機密保護義務に違反した場合。

13.2.いかなる場合も法的根拠にかかわらず、EcoVadisが負う損害賠償の総額は、年間利用登録の場合は過去12か月間、または3年間の利用登録の場合は過去36か月間に、評価対象企業が、または第10.1項(該当する場合)に従って評価依頼企業が、本契約下でのサービスに対して支払った料金に厳格に制限されるものとします。

13.3.Corporateプランの場合、EcoVadisが負う損害賠償の総額は、法的根拠にかかわらず、親会社が支払った評価クレジット料金の価額に厳格に制限されるものとします。

14.期間 – 契約解除

14.1.本契約は、評価対象企業が「一般取引条件」を承認した日付をもって、EcoVadisのプラットフォーム上のオンライン確認によって発効するものとします。

14.2 初回契約期間は、選択した登録レベルおよび期間に応じて、評価対象企業がEcoVadisのプラットフォームで最初に質問票を提出した日付から起算して12か月または36か月です。契約は、第14.3項に従っていずれかの当事者が解除しない限り、以前に選択した登録レベルおよび期間に基づいて、12か月または36か月の期間で自動的に更新されます。

14.3.評価対象企業は、ソリューションの利用を中止するとともに、EcoVadisが受領した日を発効日とする通知書をEcoVadisに対して送付することにより、理由の如何を問わずいつでも本契約を解除できるものとします。提供された電子文書は、ユーザーから削除依頼があった場合は、削除されます。 

14.4.EcoVadisは、評価対象企業が本契約のいずれかの項(特に第6項、第7項、第8項、第10項、第11項、第12項、第15項が該当しますが、これらに限定されません)について重大な違反を犯した場合、本契約を予告なく解除できます。契約解除は、第5.6項に従って指名された管理者のメールアドレスにEcoVadisが解除通知メールを送信してから5暦日後に、評価対象企業が解除通知を受領した時点で発効するものとします。

14.5.EcoVadisは、評価対象企業に対し、評価対象企業が通知を受けた日を発効日とする通知書(または電子形式による通知)を送付することにより、理由の如何を問わずいつでも本契約を解除できます。契約が解除される場合、評価対象企業は、解除日以降の未利用のサービスに関する支払い済みの利用登録料金に対して按分額の返金を受ける権利を有します。 

15.引き抜き禁止条項

EcoVadisの成功は、生産的で効率的な人材の雇用、育成、維持にかかっています。EcoVadisにとって従業員はもっとも価値のある資産であり、EcoVadisは従業員の助けによって戦略的な経営計画、企業方針、職業倫理の重要な側面を強化し、取り入れています。この事実を認識したうえで、各当事者間の協力期間中および(契約解除の理由を問わず)契約解除日から1年間(以下「制限期間」)、評価対象企業は、次に示す従業員や元従業員に対して(直接または間接的な)雇用、雇用のための勧誘、雇用または雇用のための勧誘に関する他者への援助を行わないことに同意します。

1)評価対象企業の評価に関与したことのあるEcoVadisまたはその系列会社の従業員であり、EcoVadisのアナリストまたはEcoVadisの取締役会のメンバーである者。 または 

2)評価対象企業の評価に関与したことのあるEcoVadisまたはその系列会社の元従業員であり、EcoVadisのアナリストまたはEcoVadisの取締役会のメンバーであった者のうち、EcoVadisまたはその系列会社との雇用契約が終了してから3か月が経過していない者。

この規定は、EcoVadisまたはその系列会社の従業員が、EcoVadisまたはその系列会社の従業員に特化されていない一般的な勧誘や広告に応じた場合に、評価対象企業が従業員の雇用、雇用のための勧誘、雇用または雇用のための勧誘に関する他者への援助を行うことを禁止するものではありません。

16.譲渡と移転

評価対象企業は、EcoVadisの事前の書面同意なく、第三者に本契約を譲渡または移転してはなりません。EcoVadisは、本契約を、系列会社またはその他任意の第三者に譲渡することができます。

17.サービスのメンテナンス

評価対象企業は、バグの修正、ソフトウェアの更新、機能の更新、新しいアプリケーションやモジュールの追加など、EcoVadisソリューションに関する特定のメンテナンス活動が適宜必要であり妥当であることを認識しているものとします。多くの場合、EcoVadisソリューションのインフラは、EcoVadisソリューションの運用に支障をきたすことなく更新に対応できるよう、エンジニアリングチームおよびサポートチームによって設計されています。当該メンテナンス活動によって評価対象企業のEcoVadisソリューションの使用に重大な影響が及ぶことが合理的に予想されない場合、EcoVadisは当該メンテナンス活動に関して評価対象企業に知らせる義務を有しません。

18.修正

EcoVadisは、評価対象企業が本契約の第14.3項に基づいて本契約を解除できることを前提とし、いつでもEcoVadis単独の判断において本契約の内容を修正する権利を保持します。そのような修正は、ウェブサイト上(ecovadis.com)で、またはその他任意の適切な公開手段により、評価対象企業に対して通知されます。

19.適用法令と管轄裁判条項

本契約は、抵触法の原則を除き、フランス法に準拠し、同法に従って解釈されるものとします。契約から、あるいは契約に関して発生する論争を友好的に解決できない場合、被告が複数である場合も、フランス、パリの管轄裁判所の専属管轄権に服するものとします。

20.契約の適用

当事者は、本契約がその内容に関連するそれぞれの権利と義務の全体を規定するものであることに合意します。本契約は、当事者間のこれ以前の契約、交渉、議論のすべてを置換します。ソリューションへのアクセスまたは使用に関して、評価対象企業が提出する注文書またはその他文書の条件が、本契約に追加されるもの、本契約とは異なるもの、または本契約と矛盾するものであった場合、これらはEcoVadisに対する拘束力を持たず、効力がないものとします。

21.最終規定

該当する場合、別紙1および2は、本「一般取引条件」の不可欠な部分を構成し、ユーザーはEcoVadisソリューションへの登録をもって別紙1と2の内容を承認するものとします。

 

別紙1

取引先を評価する 

1.目的

本別紙1は、EcoVadisが提供する「取引先を評価する」機能の有効化後の、評価対象企業によるソリューションの利用条件を定義することを目的とします。この機能が、利用登録に対する無料拡張機能として提供されたものである場合、EcoVadisは、いつでもこの機能を無効化できる権利を保持します。

2.当事者責任

2.1.「取引先を評価する」機能を利用することで、評価対象企業はEcoVadisディレクトリ調査データベースにアクセスし、評価またはスコアカードの共有を依頼することができます。

2.2.評価対象企業は、EcoVadisから未評価のビジネスパートナーに向けて招待を行うことを依頼できます。これに関して、評価対象企業はEcoVadisがサステナビリティサービス提供のために必要な情報を提供することに同意するものとします。別紙1履行のため、評価対象企業は以下を行うものとします。 

  • EcoVadisディレクトリ調査データベースでの情報登録により、評価したい会社の企業名および担当者連絡先を提供。
  • ビジネスパートナーに対してこのイニシアチブを通知するための、適切なコミュニケーション計画を策定。
  • この別紙1の履行を通じて、EcoVadisが必要とする場合、ビジネスパートナーの登録を支援。

2.3.EcoVadisは、このビジネスパートナーにオンラインプラットフォームを提供し、ビジネスパートナーに電子的に連絡してソリューションへの登録を促し、 ビジネスパートナーによるソリューションへのアクセスを規定する本「一般取引条件」を確認します。

3.知的財産について

3.1.「取引先を評価する」機能の利用について、EcoVadisはソリューションを形成するソフトウェア、手法とノウハウ、 またメディアにかかわらずすべての関連する文書について、引き続きすべての知的所有権の単独所有権利者とします。

3.2.EcoVadisは、評価対象企業に対し、「取引先を評価する」機能を有効化しこれにアクセスできる非独占的かつ譲渡不能のライセンス、およびソリューションから抽出したビジネスパートナーのスコアカードを使用できる非独占的かつ譲渡不能な無期限のライセンスを付与します。EcoVadisは、評価対象企業に対し、「取引先を評価する」機能、および関連するスコアカードを利用し、かつそのデータを評価対象企業の内部利用の目的において抽出する権利を付与します。いかなる場合でも、第三者への情報の再販売など商業上の目的で評価対象企業がビジネスパートナーのスコアカードのデータベースを何らかの形で利用すること、またはソリューションから生成されたあらゆるデータを抽出することは認められません。

4.補償

「取引先を評価する」機能を利用する場合、評価対象企業は、(i)「取引先を評価する」機能へのアクセスまたはその使用で、かつEcoVadisによる何らかの重大な過失もしくは意図的な違法行為から直接発生したものではないもの、(ii)特にスコアカードの開示による本別紙1への違反、または(iii)評価対象企業もしくは評価対象企業のアカウントを使用した第三者による、個人もしくは法人の知的財産権もしくはその他の権利の侵害のいずれかに起因する、費用、賠償責任および弁護士費用を含む、評価対象企業によるあらゆる申し立てもしくは請求から、EcoVadis、その系列会社、役員、管理者、従業員を、それぞれ免責し、弁護することに同意します。

5.機密性

5.1.評価対象企業は、「取引先を評価する」機能の使用を通じて相手方から受け取る機密情報を開示しないことを約束するものとします。

5.2.当事者は、「取引先を評価する」機能に関して、一方の当事者から他方の当事者に公開された機密情報は、受領当事者が機密として受領当事者により単独で生成された同等の機密情報を扱う場合と同じ方法で扱い、また「取引先を評価する」機能の実装の目的以外で使用しないものとし、かつ受領当事者が組織内の人員に情報を開示する場合は、受領した機密情報を業務上で必要な範囲のみに限定し、かつ開示を受ける人員が機密保持義務を負ったうえで公開することに合意します。

5.3.この義務は、「取引先を評価する」機能の利用期間中およびその後5年間残存します。これらの義務は、情報が、(i)受領当事者の作為または不作為によらずに、一般に知られたあるいは公衆にとって利用可能となった場合、 (ii)開示に先立ち受領当事者にすでに合法的に利用可能であった場合、または、後に受領当事者に使用に関する制限なく提供された場合、 あるいは(iii)他の当事者から受け取った機密情報を一切使用することなく、開示後に受領当事者が独自に開発し、その事実を書面による記録で確証できる場合については、無効となるものとします。

 

別紙2

EcoVadisアカデミー

1.目的

本別紙2は、評価対象企業がEcoVadisアカデミーを利用する際に適用される利用規約を定義することを目的としています。

2.定義

コンテンツ。文字列、ユーザーのコメント、メッセージ、情報、データ、図、ニュース記事、写真、動画、音声、画像、図解、ソフトウェアが含まれますが、これらに限定されません。

コース修了証。エンドユーザーが選択したコースを受講したこと、およびテストに合格したことを証明する書類です。該当する場合にエンドユーザーに対して発行されます。コース修了証には、エンドユーザーの名前が記載されます。

EcoVadisアカデミー。対象期間中、EcoVadisは、EcoVadisアカデミー(以下、「EcoVadisアカデミー」)に参加する評価対象企業にリモートアクセスの権限を提供します。対象期間中、評価対象企業が本契約、特に本別紙2の内容を遵守することを条件として、EcoVadisは評価対象企業に対して、第三者サーバーに所在するEcoVadisアカデミーにリモートアクセスして利用するための、移譲不可、譲渡不可、非独占的、限定的な権利を付与します。

エンドユーザー。評価対象企業の組織に属する自然人を意味します。評価対象企業は、自社のエンドユーザーのあらゆる作為および不作為に対して責任を負うものとし、本契約、特に本別紙2の内容をエンドユーザーに確実に遵守させるものとします。

学習サービス。EcoVadisが評価対象企業およびエンドユーザーによる利用を可能にする、または評価対象企業およびエンドユーザーに対して提供する、あらゆるサービスまたはコンテンツ、ならびに、 EcoVadisが本別紙2に基づいて提供するトレーニングコースおよび関連サービスなど、EcoVadisアカデミーまたはサービスを通じて表示、送信、または提供されるあらゆる資料の提供が含まれますが、これらに限定されません。学習サービスはEcoVadisアカデミーを通じて提供されます。

3.EcoVadisアカデミーの利用

3.1.EcoVadisアカデミーの利用。EcoVadisアカデミーの利用に際して、評価対象企業は次の行為を禁じられており、同様の行為を他者に許可することも禁じられています。(i)他者に対する名誉毀損、罵倒、嫌がらせ、ストーカー行為、脅迫等により法的権利(プライバシー権、パブリシティ権、知的財産権など)を侵害する、または他者によるEcoVadisアカデミーの利用を妨害すること、 (ii)有害な、権利侵害のある、詐欺的な、不法行為に当たる、または違法な素材もしくは情報(求められていない商用の通信を含む)を公表、発送、配布、流布すること、 (iii)EcoVadisアカデミーを利用した通信において、なりすましや技術情報の改ざんを含め、評価対象企業の身元または所属を何らかの方法で偽って伝えること、 (iv)第三者や、他の個人もしくは団体のネットワーク、コンピューターシステム、もしくは他の設備に損害を与える、破壊する、妨害する、またはその他の形で損なう意図または効果を持つウイルス、トロイの木馬、ワーム、時限爆弾、キャンセルボット、もしくは他のプログラムを含む素材を、EcoVadisアカデミーを通じて故意に送信またはアップロードすること、 (v)EcoVadisアカデミー、第三者のシステムに接続されたネットワークやサーバーを妨害もしくは邪魔すること、またはEcoVadisアカデミーを通じて提出された情報の違法もしくは不正な改変を含む、本別紙2の開始前に評価対象企業に提供される当該ネットワークやサーバーの規制、方針、手順に違反すること、 (vi)手段を問わず、EcoVadisアカデミー、もしくはEcoVadisアカデミーを利用している他のEcoVadisクライアントのコンピューターシステムもしくはネットワークに対して不正アクセスを試みること、 (vii)EcoVadisアカデミーのコピー、改変、もしくは二次的著作物や改良物の作成を行うこと、 (viii)EcoVadisアカデミーのソースコードの全部もしくは一部をリバースエンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル、復号化、翻案等によって抽出しようとする、もしくはそれに対するアクセス権を取得しようとすること、 (ix)EcoVadisアカデミーが使用するセキュリティ手段もしくはセキュリティ保護を迂回し、もしくは不正に突破すること、もしくはその時点で有効なアクセス認証情報以外を使用してEcoVadisアカデミーにアクセスし、もしくはこれを利用すること、 (x)商標、文書、保証、免責事項、もしくは著作権、商標、特許もしくは他の知的財産権に関するEcoVadisアカデミーからの通知を除去、削除、変更する、もしくは不明瞭にすること、 または(xi)競合するソフトウェアサービスや製品の開発、提供もしくは利用を目的としてEcoVadisアカデミーにアクセスする、またはこれを利用すること。

3.2.EcoVadisには、評価対象企業によるEcoVadisアカデミーの利用をモニタリングする義務はありません。 ただし、EcoVadisは、本別紙2の利用規約に対する重大違反の確認時に、当該の使用をモニタリングし、本別紙2の利用規約の遵守を確実にするため、また適用法令、規制、法律の規定を満たし、政府の要請に応えるため、必要に応じて、当該の利用規約違反に関連する情報に限り、あらゆる情報を審査、保留、開示できる権利を有します。

3.3.アカウントの有効化。評価対象企業は自社のアカウントに対して、またはそのアカウントを通じて行われる全アクティビティに対して一切の責任を負います。評価対象企業は、評価対象企業の知る限りまたは力の及ぶ限りにおいて、(i)アカウントの不正利用やセキュリティ違反が確認された場合、またはそれが合理的に疑われる場合は、過度に遅れることなく迅速にEcoVadisに知らせること、また、(ii)各作業セッションの終わりにはアカウントから退出するよう努めることに同意し、エンドユーザーにも同様の義務があることを当該エンドユーザーに通知することに同意するものとします。EcoVadisは、評価対象企業やそのエンドユーザーから提供された登録データを確認する義務を負いません。ただし、提供された情報が過度に正しくない、正確でない、最新のものでない、または完全でないことがEcoVadisによって発見された場合または合理的に疑われる場合、EcoVadisは妥当な通知と解決の機会を提供したうえで、EcoVadisが合理的に満足する状態に是正されるまで評価対象企業のアカウントを一時停止し、現在または今後の学習サービス全体(または一部)のいかなる使用も許可しない場合があります。

3.4.EcoVadisは、法令や方針に関する理由でアクセス権を無効にすべきと判断する場合、または無効にせざるを得ない場合、いずれかの時点で、クラスへのアクセスや利用に必要なライセンスを取り消す権利を有します。

3.5 学習サービス(すべてのコンテンツを含む)は、明示的か黙示的かを問わず、商品適格性に対する黙示の保証、特定目的適合性、非侵害性を含むがこれに限定されず、いかなる表明保証もない「現状のまま」で提供されます。利用者は、オンラインコースとオンラインコンテンツの使用に対して全責任を負います。

上記を制限することなく、EcoVadisは次のことを保証しません。(a)コンテンツが評価対象企業の要求や期待に沿った内容で、意図した目的を達成していること、(b)クラスが停電またはその他の方法で中断されることなく、適時に提供され、安全でエラーが生じないこと、(c)クラスを通して得た情報やコンテンツが正確、完全、最新で、誤りがなく、全面的に安全で信頼できること、または(d)コンテンツの不備を訂正すること、および(e)オンラインコースへの参加またはオンラインコースの指示に従うことにより、ユーザーの要求が満たされること、またはスコアカードのスコアが改善されること。

3.6.評価対象企業は、EcoVadisが次の内容に関するソリューションと学習サービスの情報をEcoVadisが提供するソリューションやその他のサービスを通じて表示し共有する権利を有することを認めます。(i)登録レベルに応じて特定の評価対象企業とエンドユーザーが利用できるコースの数、(ii)修了したコースの数、修了日および修了したコースごとの達成スコア、(iii)評価対象企業を代表してコースを修了したエンドユーザーの数。 

4.知的財産について

4.1 EcoVadisの知的財産

EcoVadisアカデミー、コンテンツ、学習サービスにおける、およびそれらに対する、すべての知的財産権を含む権利、権原、および利益は、EcoVadisのみ(該当する場合、そのライセンス保持者も含む)が所有するものとします。本別紙2は販売を意味するものではなく、EcoVadisが所有する学習サービス、技術、知的財産権における、またはそれらに関連する所有権を評価対象企業とエンドユーザーに譲渡するものではありません。サービスに関連付けられたEcoVadisの名前、ロゴ、製品名は、EcoVadisや第三者の商標です。使用する権利やライセンス付与は一切認められません。

 EcoVadisは本「一般取引条件」、EcoVadisサービスの特定の機能に関連付けられたあらゆる条件または制限に従い、社内利用および非商用の教育目的の場合に限り、学習サービスを通じてクラスおよび関連付けられたコンテンツにアクセスし、閲覧し、出席するための限定的で非独占的な譲渡不可のライセンスを評価対象企業に付与します。その他の使用は、すべて明確に禁止されています。評価対象企業は、正式な代表者が署名した合意書でEcoVadisが明示的に許可しない限り、いかなるクラスまたはコンテンツも複製、再配布、送信、付与、販売、放送、貸出、共有、貸与、修正、改造、編集、その派生著作物の作成、二次ライセンス、またはその他の方法で譲渡もしくは使用することはできません。これは、評価対象企業がEcoVadisのAPIのいずれかを使用してアクセスできるコンテンツにも適用されます。

4.2.コース修了証、認証およびその他の製品

コース修了証。トレーニングコースを修了すると、EcoVadisは、テストやプログラムの教材を通してコースの内容を十分理解しているエンドユーザーに、コース修了証または認証を付与する場合があります(例:サステナビリティ入門コース修了証)。修了証や認証はEcoVadisによって発行されますが、修了書や認証を付与するかどうかの判断は、EcoVadis独自の裁量にゆだねられています。エンドユーザーがネットワークを使ってコース修了を伝える際は、次の手順で認証を再発行できます。(i)修了証をPDFファイルでダウンロードし、保存して、(ii)ソーシャルメディアで有効化した機能を使って修了証を共有します。

チェックリスト。EcoVadisは、エンドユーザーが学習したコースのコンテンツと主要エリアを特定するのに役立つチェックリストを提供する場合があります。

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